活動報告

2024年8月26日

活動報告令和6年度災害歯科保健医療体制研修会(山口県開催)

開催日:2024年8月4日(日)
会場:山口県歯科医師会館2Fホール
主催:(公社)日本歯科医師会・(公社)山口県歯科医師会


参加団体:山口県歯科医師会、山口県歯科技工士会、山口県栄養士会、山口県歯科衛生士会

参加人数:歯科医師 20人、歯科技工士 4人、栄養士 34人(内学生3人)、
歯科衛生士 5人     計 63人
文  責:井上

1. 目的
 災害時の歯科保健医療体制に関する研修は、これまで各県の代表者に対し東京にて実施している。それでは、研修の受講者が限定されることから、都道府県単位でも同様の研修を実施することとなった。今回の山口県での研修会は、県単位での初めての研修会となった。

2.スケジュール
〇事前研修
所定のeラーニング研修を修了する。
〇研修会当日
 AM 講演聴講
 PM グループでの演習、発表

3.内容
 講演1 災害時の歯科の役割-阪神淡路大震災~熊本地震などー
          柳川歯科医院     院長   柳川 忠廣
 講演2 近年の災害対応の特徴~広域対応と職種連携
       東北大学大学院歯科研究科国際連携推進部門世界展開力強化事業推進室
                     特任教授 中久木 康一
 講演3 山口県における災害歯科保健医療体制
          山口県歯科医師会   常務理事 山野 渉
 演習1 災害被災時の地域における検討点 説明
 演習2 集団・迅速アセスメントの実施 説明
 演習3 集団・迅速アセスメントからの計画立案 説明
 演習4 個別アセスメント 説明
 演習5 外部支援修了時の調整とフォロー
4.所感
・今回は、歯科医師、歯科技工士、栄養士、歯科衛生士の4団体による初めての災害歯科保健研修であった。
・歯科医師の参加者は、各エリアの代表者である個人医院、大学、行政の方であった。栄養士の参加者は、大学教授、小中学校勤務の栄養士、施設勤務の栄養士および学生の色々なジャンルの勤務者から構成されていた。
・小中学校勤務の栄養士からは子供の話、施設勤務の栄養士からは高齢者の話を聞くことができ、大変有意義であった。栄養士と合同での研修は初めての経験であり、他職種の方との交流は違う視点での考え方を聴くことができ、勉強になる。
 例:栄養士会は、協会として災害に備え、食料の備蓄を実施
   災害時の栄養・食生活支援マニュアルの存在
以上

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